◆明治安田J1リーグ▽第20節 東京V―柏(15日・味の素スタジアム)

 東京Vがホームで柏と対戦し、0―3で完敗した。

 22年6月に就任した城福浩監督のクラブ最多121試合目の指揮となるメモリアルマッチ。

ルヴァン杯で連敗を喫した相手に、この日は前線からのハイプレスではなく、DFと中盤でブロックを組んで対応。自陣からボールを持ち運んで攻め込んでくる柏の攻撃陣の侵入を防ぎ、中盤でのボール奪取から攻撃に転じる狙いを持って試合に入った。 東京Vは前半22分にMF森田のパスからMF翁長が右足シュート。惜しくもゴール左へ外れるが決定機を作った。

 しかし、前半27分に柏に一瞬の隙を突かれ、左サイドのクロスを久保に合わせられて失点を喫した。さらに同35分にも右サイドを破られて決定的なピンチを招くも、ここは相手のシュートミスに救われた。

 同点に追いつきたい東京Vは、MF森田の縦パスにFW白井が反応して右足シュートを放ちも、ここも枠に収めることが出来なかった。

 序々にペースが落ちた東京Vは、前半アディショナルタイムに左サイドのグラウンダークロスを柏のMF小泉に合わせられて、痛恨の失点。0―2で前半を折り返した。

 東京Vは後半開始からFW福田、同17分には木村、川崎と交代カードを切って試合の流れを引き寄せる。ボールを保持しながらゴール前へ攻め込み、後半25分にはFW川崎がミドルシュート。同41分にも川崎のループパスをFW福田が合わせるも枠から外れる。

 すると後半終了間際に柏の細谷に追加点を許し、0―3で敗戦した。

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