◆明治安田J1リーグ ▽第20節 東京V0―3柏(15日・味の素スタジアム)

 柏はアウェーで東京Vと対戦し、3―0で勝利。後半戦を好発進した。

 東京Vとはルヴァン杯のプレーオフラウンドで4日(3〇0)と8日(2〇1)にそれぞれ対戦。約10日間で3度目の対戦となった。リカルド・ロドリゲス監督は右膝の前十字靱帯(じんたい)断裂で離脱した日本代表MF熊坂光希がプレーしたボランチの位置に、法大から今季加入したMF中川敦瑛を起用。カップ戦で存在感を見せた大卒新人に初先発をたくした。インドネシア戦(6〇0)で得点を奪ったFW細谷真大はベンチスタートとなった。

 ルヴァンでの快勝の勢いそのままに、この試合も序盤から得点を重ねる。まずは前半27分にMF小屋松知哉の左クロスにMF久保藤次郎がゴール前で合わせて、先制。さらに、前半終了間際にはMF小泉佳穂がDF三丸拡のパスをエリア内でワンタッチでシュートし、加点。小泉は今季4点目となり、自身のJ1キャリアハイを更新した。

 後半16分からは細谷と川崎から7日に加入したMF瀬川祐輔が出場。瀬川は2021年以来4年ぶりに柏の一員としてピッチに立った。同27分には新潟から新たに加入したFW小見洋太も出場。

さらに同41分にはDF馬場晴也が出場。後半戦の初戦から新戦力3人が出場機会を獲得した。

 試合終了間際には細谷がゴール。11日の天皇杯2回戦(0●2)では東洋大にジャイアントキリングを許したが、リーグ戦では前半戦を勝ち点34の4位で折り返した強さを発揮した。

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