◆JFL ▽第12節 YS横浜1―2鈴鹿(15日、ニッパツ)
プロ40年目に入ったJFLアトレチコ鈴鹿の元日本代表FW三浦知良が、今季初出場を果たした。アウェーのYS横浜戦で、後半37分からピッチへ。
負傷で出遅れた今季は、1日の第10節に初のベンチ入り。そこから2試合は出番がなかったが、「選手を鼓舞していた。選手の立場で私が伝えたいことを代弁してくれた」と山本富士雄監督(59)。この日も給水に来た味方に歩み寄り、指示を送るなど献身的な姿勢でサポートした。
古巣・横浜FCの本拠地ニッパツでのプレーは、21年ルヴァン杯湘南戦以来4年ぶりだった。「なじみが深い」場所で好機は訪れなかったが、次戦以降は22年11月以来3年ぶりの得点を狙う。「特に自分の年齢で思うことはない。試合でもっと自分らしいプレーをしたい」。キングのサッカーへの情熱は、まだまだ衰えない。(浅岡 諒祐)