浦和の元日本代表GK西川周作(38)が16日、クラブW杯初戦のリバープレート戦(現地時間17日、日本時間18日午前4時)に向けたオンライン取材に応じた。18日に39歳の誕生日を迎えるベテランは、アルゼンチンの強豪と対峙する初戦に向けて「攻め込まれる場面が数多くあるのは覚悟している。

いかに我慢強くできるか。ボールを持てなくても我慢強くできれば、必ずチャンスはある」と話した。

 開幕戦では、メッシを擁するインテルマイアミの元アルゼンチン代表GKウスタリ(38)がアルアハリ戦(エジプト)で印象的な活躍を見せた。また浦和が対戦する同組でも、リバープレートには西川と同い年の元アルゼンチン代表GKアルマーニ(38)、インテルにも元スイス代表GKゾマー(36)と経験豊富な守護神が居並ぶ。開幕戦もチェックした西川は「GKの活躍で、試合が締まるのは見ていても楽しかったし、興奮させられる試合だった。僕もそういう試合をしたい。2、3本(決定機を)止めなければいけない状況は来る。それを止めるかどうかで、笑顔で終われるかどうかが決まる。GKの価値を証明できるように。GKは年齢重ねていい味がでる。そこが醍醐味」と笑顔を見せた。

 またリバープレートには、大会後に約100億円の移籍金でRマドリードへの加入が決まったリーベルプレートMFマスタントゥオーノ(17)が在籍。

警戒する選手にアルゼンチンの“超新星”を挙げた西川は「Rマドリードに移籍する若い選手は誰もが注目している。僕たちも、まだレアルにいっていなくてよかったな、って思っていて。世界のこれからの選手と対峙できるのはいいチャンス。そういった相手にもメンタル面で負けない、ファーストプレーでしっかりがつんといく、という姿勢は見せていけたら」と話していた。

 

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