女優の十朱幸代(82)が16日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋」(月~金曜・午後1時)に出演し、一度は芸能界引退を考えていたことを明かした。

 司会の黒柳徹子に「一番かわいがっている犬が、あなたの家族?」と聞かれると「たった1人の家族なんです。

きょうだいもみんないなくなって、もちろん、父、母もいないです」と10歳の愛犬・キララとの“二人暮らし”であることを明かした。

 近況を聞かれると「コロナの時はパンデミックでお仕事も中止になったりして、それ以降、遊び癖がついたのか、ウチの中でいろいろするのが好きになって。5年もたっちゃったんですよ」と回顧。

 「外に出るよりウチで庭をいじったり、犬を相手にしてるのが楽しいんですね。それで、このまま仕事もいいかなとか思って。まあ、フェードアウトしちゃおうかなって思ってたんですけど。引退ってことですかね」と一度は引退が頭をよぎったことを明かした。

 「でも、徹子さんはじめ先輩の方々がすごくお元気で活躍してらっしゃるのを見ると…。例えば商店街に行くと、お店のお手伝いをしている方がご高齢でいらしたりね。お運びしてる方がすごく元気なおばちゃんだったりすると『えっ? 私、これでいいのかしら?』って思って一大決心をして仕事をしてみようかなと思ったんです」と笑顔で宣言していた。

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