サッカー日本代表の森保一監督が16日、都内の日本記者クラブで会見を行った。

 司会者から「監督業は疲れないですか? 代表監督は評価の乱高下がとても激しい」と質問されると、森保監督は「仕事においてはプレッシャーはあるが、幸せな喜びを持って、立ち向かえる本当に素晴らしい仕事に就かせていただいている。

プレッシャーはあるが、ストレスは全くない」と述べた。

 その上で「もちろん勝敗、成績、試合内容であったり、批判もあることは間違いない。サッカーだけでなくて、いろんなスポーツ、違う分野においても、何をやっても賛否両論、称賛も批判もあると思う。(代表監督は)称賛より批判の方が多いかもしれないが、称賛も批判も含めて見てくださっている(総数の)和が大きくなることが一番幸せなこと。何もない、無関心が私にとってさみしく、つらいこと」と見解を示した。

 また、「批判に関して言うと、批判もありがたいと思う。時々『いてっ』というようなことは一瞬感じるが、とくにストレスになったり、ネガティブな感情になることはない。全てポジティブ変換している。批判の中には私自身が考えていなかったような、見えていなかった角度から、選手、チームを采配を通して見ていただいているというのがある。エゴサーチ(検索エンジンで自分の名前を検索すること)はさすがにしないが、今の世の中、スマホに随時(ニュースが入るので)、こんな見方もあるんだと参考にさせてもらっている部分もある」と話していた。

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