日本最強の男性ボーカルを決定するオーディション番組「現役歌王JAPAN」(BS日テレで7月20日よりスタート)の参加者22人がこのほど正式発表され、主な出演者がスポーツ報知に意気込みのコメントを寄せた。

 韓国で昨年から今年にかけて放送され、話題性と高視聴率を記録した「現役歌王」シリーズの日本版で、ジャンルや経験を問わず、歌に対する情熱にあふれた男性ボーカル7人を決めるサバイバルオーディション番組。

すでに韓国内で収録はスタートしており、熱いバトルが繰り広げられている。同番組を勝ち抜いたトップ7が、今夏行われる韓国のトップ7との競演「2025 日韓歌王戦」への出場権利を獲得する。

 プロ・アマ不問の22人の中には、ロックバンド「Novelbright」のボーカル・竹中雄大(29)や昭和歌謡グループ・MATSURIの松岡卓弥(35)、演歌歌手の二見颯一(26)らすでに各ジャンルで活躍している出場者も。また18年に死去した西城秀樹さん(享年63)の長男でタレントの木本慎之介(21)も参加。各出場者の選曲や歌声に注目が集まりそうだ。

 「BIGBANG」のD―LITE(36)がMCを務めており、審査員には演出家の宮本亞門氏(67)、三代目 J SOUL BROTHERS・今市隆二(38)、ラッパー・Zeebra(54)らが名を連ねている。また16日より専用アプリ「STARDOM」で事前投票がスタート。視聴者の手で推しメンバーをトップ7に押し上げる追加チャンスもある。今年は日韓国交正常化から60年。音楽を通しての、さらなる文化交流に期待が集まりそうだ。

◆主な出演者の意気込みコメント

 ▼木本慎之介(タレント)「今回、僕がこの韓国大ヒットオーディション番組『現役歌王』に参加した理由は3つあります。一つ目は、現役のプロの歌手の方と(自分より高いレベルで)一緒に切磋琢磨(せっさたくま)できるからです。

自ら厳しい環境に身を置くのは小さい頃からの教育で、成長を実感してきました。二つ目は、歌に対する克服です。ここ一年、木梨憲武さんのイベントを含め何度か歌わせていただきましたが、毎回最高のパフォーマンスが出せず悔しい気持ちをしていました。場慣れ、場数もいい経験になると考えました。三つ目は、韓国のマーケットで自分がどれほどアピールできるかを確かめたかったからです。自分には伸びしろだらけで色々な環境で自分の長所を最大限に引き出せる場所を探しています。その理由で今回参戦を決めました。全力で成長、前進していきますので応援よろしくお願いいたします」

 ▼JIN PARK(元UNIONE)「日本で生まれ育った韓国人として全力で日本の素晴らしい歌をたくさんの人に届けると共に、僕の大きな夢でもある日本と韓国の架け橋のような存在へ少しでも近づけるように、音楽に捧げた10年と、その中で出会えた全ての人がいたからこそ今の僕が歌える、魂を目一杯込めた歌で勝負してきます。皆様の熱い応援を是非よろしくお願いいたします」

 ▼TAKUYA(元カラークリエーション)「メジャーデビューしてから、俗に言う『一番いい時』をコロナ禍で失った悔しさは未だに薄れていません。そしてインディーズとして自分達なりに活動してきた5年弱。アーティストとして今どこにいるのかを知るために、そしてその上を目指していくために今回『現役歌王JAPAN』への参加を決意しました。今までの自分を超えていくために、経験を全て注いで精一杯歌います!」

 ▼松岡卓弥(MATSURI)「出演を決めたのは今自分が活動させていただいている大好きなMATSURIの未来のため。

僕が一度夢を諦めかけた時にMATSURIに救われ、また夢を追いかけさせてくれた大切なグループなので、僕がTOP7に入ってMATSURIになにか還元したいという想いからこの挑戦を決めました! そして必ずTOP7に入り、いくつになっても夢を諦めない姿を観てもらって、たくさんの方に勇気を与えられる存在になります!」

 ▼海蔵亮太(歌手)「カラオケ世界大会優勝を二度経験し、言語を超えた歌の力を体感しており再び挑戦したいと出場を決めました。日韓国交正常化60周年!音楽を通して韓国の皆さんと親交を深めることができると嬉(うれ)しいです。日本語の美しさ、儚(はかな)さを伝えることができるよう心を込めて歌います」

 ▼二見颯一(演歌歌手)「日本においても演歌を聴く機会がなくなった今、改めて演歌を基盤に持つ歌手の底力を披露するべく、今回の挑戦を決めました。なかなか手強い面々ですが、僕の実力を十分に発揮して、現役歌王JAPANで日韓両国での活躍も目標に頑張ります! 皆様是非応援よろしくお願いします!」

 ▼竹中雄大(Novelbright)「今回のお話を頂いた時、韓国でかなり話題の番組だということで、ちょうど僕たちも2年前から毎年韓国でもライブを行っていて、韓国でももっと有名になりたいと思っていたので今回ご縁もあり挑戦してみようと決意しました。やるからには圧倒的に1番を取りにいきます。ですが、勝ち負けを超越するような心にグッとくる歌を毎度届けたいなと思っています。応援よろしくお願いします」

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