サッカー日本代表MF遠藤航(リバプール)が17日、都内で子どもたちと保護者のための育成プログラム「SEKAI NI WATARU PROJECT」の設立を発表した。同プロジェクトは、7~12歳の期間に語学、文化など多様性に触れることを通じて、サッカーに限らず世界に挑戦したいと考える親子向けの留学を支援する。
発起人となった遠藤はあいさつし、「子どもたちを世界にもっと連れていってあげて、いろんな経験をして、将来海外に出ていく、そういったオプションを提供してあげられることが今回のプロジェクトの大事な部分。これをきっかけに、世界で活躍する日本人が増えていってほしい。より多くの子どもたちが世界に挑戦していって活躍する未来をサポートしていきたい」と語った。このプログラムでは、1年間のコーチング後、セレクションで選ばれた7~12歳の子どもたちに1か月の海外留学機会を無償で提供する。被災地域や過疎地域の子どもたち、経済的に困難な家庭の子どもたちなどにも積極的に機会を提供するという。
◆応募・選考 6月17日より第一次応募受付開始。応募は「SEKAI NI WATARU PROJECT」公式サイトへ