日本テレビ系「大悟の芸人領収書」(月曜・午後11時59分)が16日に放送され、お笑いコンビ「マテンロウ」のアントニーが出演。引っ越し直後の悲劇を語った。
芸歴16年のアントニーは、昨夏、インターネット動画配信サイト「ネットフリックス」で配信されて話題となったドラマ「地面師たち」に出演。マネージャーからドラマ出演の話を聞かされた際には主演の綾野剛と豊川悦司、ピエール瀧と共に世界を狙うドラマだと説明されていたようで「はいはい、ドッキリね」と半分認めていなかったと明かした。しかし、撮影現場に綾野が現れると「ちょっとやばい」と焦り、豊川が姿を現すと「これはマジだ」と確信したという。
ところが「思ったよりドラマの評価はもちろん。『アントニーもよかったよ』って言っていただけて」と自身の演技も好評だったと明かし「上沼恵美子さんに『ほんま最高やった』と。本人いわく80回見たらしいです」と褒められたと振り返った。
さらに「私、散々見てきたけどあんた売れるの確定や。これであんた芸能界大丈夫や」と太鼓判を押されたと告白。アントニーは「上沼さんに太鼓判押されたらこの業界で売れるの確定じゃないですか。僕はそこで決めたんですよ。思い切って、僕は家賃を12万上げた」と引っ越しした語った。
18万円の部屋から30万円の部屋にグレードアップし「もうこの世界で俺はダメだと思ってたけど売れるんだ」と思っていたという。
大悟が「そっち(演技)の仕事のオファーは?」と聞くと、アントニーは「冷静に考えてください。こんなやつが演じられる役柄が少なすぎる」とキッパリ。スタジオが笑いに包まれると「唯一、一つだけきたのは戦隊モノの怪人役」と暴露し、さらに笑いを誘った。