ドジャース・大谷翔平投手(30)のものまねで知られ、2022年から米国で大谷の全試合を3年連続で観戦している芸人・ミニタニ(49)が17日、スポーツ報知の取材に応じた。投手・大谷としてメジャー復帰したパドレス戦を現地ロサンゼルスで見届け、「二刀流に復帰したシーズンを楽しんでもらいたい」とエールを送った。
エンゼルス時代から大谷を見つめ続けたミニタニにとっても、「歴史に残るのは確実だったので緊張していた」という特別な試合。ド軍では初となる二刀流登板は「いきなりこんなに投げて大丈夫なのか!? こんなに仕上がっていたのか!?」と驚きの連続だった。最速100マイル(約161キロ)の速球には「あらためて化け物だな」と感嘆した。
登板前は「思ったより落ち着いていた」という大谷の顔つきにも変化を読み取った。「喜びをかみしめている表情が見受けられた。投げたかったんだなという気持ちがあふれ出ていた」と、その姿を目に焼き付けた。
二刀流復帰こそ喜んだが、無理はしてほしくないのが本音だ。「今年に限ってはあまりピッチを上げずに楽しんでもらいたい。チームも大谷さんの投手復帰でカツが入った」と、ワールドシリーズ(WS)2連覇を目指すスター軍団の底力を信頼。「僕も大谷さんのように、心も体もパワーアップしていかないと。2年連続WS全試合観戦に向けて頑張っていきます!」とすっかり触発されていた。