「ＦＩＦＡから最終的な承認の回答がきていないため」名古屋が新加入ＦＷの移籍会見延期　「公式戦」定義巡り
名古屋グランパス 画像（1枚）

　Ｊ１名古屋は１８日、この日に予定されていた新加入のブラジル人ＦＷレレの移籍会見を延期すると発表した。名古屋での公式戦出場に際する「ＦＩＦＡから本日までに、最終的な承認の回答がきていないため」としている。

　ＦＩＦＡが定める「選手の地位及び移籍に関する規則（ＲＳＴＰ）」第５条第４項で「選手は１シーズン中に最大３つのクラブに登録することができる。この期間中、選手は２つのクラブでのみ公式試合に出場できる」と定められている。

　すでに今季、２クラブでプレーしているレレに関して、名古屋側は「ブラジルサッカー連盟は、レレ選手が出場した『州選手権』は国際サッカー連盟（ＦＩＦＡ）の定める公式戦に該当しないという認識」としているが、この日までのＦＩＦＡから回答が得られなかったという。

　２７歳のレレは１２日にブラジル・フルミネンセからの期限付き移籍加入が発表されていた。今季はフルミネンセに加え、ブラジル・セアラーでの期限付きでのプレー記録が残っているが、「州選手権」の定義、扱いが争点となる。

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