J1で最下位の横浜Mが、新監督に就任予定だった川井健太氏(44)と破談になったことが18日、分かった。成績不振で解任が決定的なパトリック・キスノーボ監督(44)の後任として、川井氏とは複数年契約で合意間近だったが、コーチ陣などの人選を巡って最終的な合意に至らなかったという。
横浜Mは、今季就任したホーランド監督が4月18日に成績不振で解任され、キスノーボ監督が後任についたが、暫定で指揮を執った期間を含めて公式戦2勝8敗とふるわず。21日の岡山戦(日産ス)まで時間のない中で今度は監督が正式に決まらない事態に。J2降格経験のない名門が、暗闇の中をさまよっている。