【巨人】育成２年目右腕に桑田２軍監督がカーブ伝授「空振りを取れるカーブを教えてあげる、と」 (2025年6月19日)

巨人の育成２年目右腕・園田純規投手が１９日、“桑田カーブ”を伝授された。ジャイアンツ球場で行われた２軍の全体練習に参加。ブルペン投球に熱視線を送った桑田２軍監督から、代名詞のカーブの握りを教えられ、感覚を確かめながら右腕を振った。 これまでも９０キロ台のカーブを得意球としていたが、数日前に指揮官から「カーブはもっと良くなる。空振りを取れるカーブを教えてあげる、と言われた」といい、練習日だったこの日に実現。ボールの縫い目への指の掛け方を教わったことで、よりスピンがかかる握りになり、「回転数、回転効率、回転軸などが前よりも良くなった。今日初めて教えていただいたので、ゆくゆくはしっかりと投げられるように感覚を合わせていけたら」と感謝した。 園田は高卒１年目の昨季、３軍の先発ローテを担い１９登板で４勝、防御率０・１９をマーク。今季は今月１４日のイースタン・ヤクルト戦（戸田）に先発で公式戦初登板し、５回４安打１失点と好投。自己最速を更新する１５２キロをマークし、初勝利を挙げるなど２年目の成長を示していた。 ◆園田 純規（そのだ・あつき）２００５年７月７日、福岡・大野城市生まれ。１９歳。小学３年から大野城ジュニアホークスで野球を始め、大利中では那珂川ベースボールクラブでプレー。福岡工大城東では１年秋からベンチ入りも甲子園は出場なし。趣味は釣り。２３年育成ドラフト５位で巨人入団。背番号０１９。１８４センチ、７５キロ。右投右打。