J1で最下位の横浜Mは19日、パトリック・キスノーボ監督(44)の退任を発表した。

 今季就任したホーランド監督が4月18日に成績不振で解任され、キスノーボ監督が後任についたが、暫定で指揮を執った期間を含めて公式戦2勝8敗とふるわず退任することに。

クラブを通して「情熱とプロ意識に満ちたコミュニティの一員になれたことを光栄に思います。そして、ピッチ内外で共に過ごした楽しい時間をいつまでも大切にしていきます。クラブと協議を重ね、個人的な事情を踏まえ、家族、クラブ、ファン・サポーター、スタッフ、そして選手、すべての関係者にとって、私がチームを離れることが最善であると合意に至りました。マリノスファミリーに迎え入れてくださったこと、そしてすばらしい経験をさせていただいたことに、改めて感謝申し上げます。私はここで過ごした楽しい思い出をいつまでも心にとどめ、クラブの今後のさらなる発展と皆さまの幸せを願っております」とコメントした。

 17日の練習から大島秀夫ヘッドコーチ(45)が暫定的にチームの指揮を執っていることも合わせて発表された。なお、新監督については決定次第発表。新監督に就任予定だった川井健太氏(44)と破談となり、次期監督については大島ヘッドコーチの昇格を軸に、外部からの招へいも検討されている模様だ。

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