アマ球界NO1スラッガーで、今秋ドラフト1位候補の創価大・立石正広内野手(4年)が進路を国内プロに絞ったことが19日、分かった。50メートル走6秒0の俊足で、三塁に加え二塁もこなす右の強打者にはメジャー球団も関心を寄せているが、まずはNPBで勝負する意向だ。
立石は冷静に自身の現在地を見つめ、スポーツ報知の取材にこう話した。「まずは国内だと思っています。日本のプロ野球もとんでもないレベルなので、そこで選ばれるぐらいのレベルになりたいと思います」。今春の東京新大学リーグ戦ではMLBのスカウトも球場に足を運び、調査を進めていた。将来的なメジャーへの憧れも抱く中、来春からは国内プロで着実に結果を残す決意だ。
21日からは「第45回日米大学野球選手権大会」に出場する侍ジャパン大学日本代表の選考合宿(平塚)に参加する。昨年に続く代表入りへ「どのポジションも守るつもりでいます」と立石。その一挙手一投足にプロの熱視線が注がれる。