山本由伸、４回に打球が右足直撃のアクシデント　ロバーツ監督らがマウンドに集まるも続投 (2025年6月20日)

◆米大リーグ ドジャース―パドレス（１９日、米カリフォルニア州ロサンゼルス＝ドジャースタジアム） ドジャース・山本由伸投手（２６）が１９日（日本時間２０日）、大谷翔平投手（３０）も「１番・指名打者」でスタメン出場した本拠地・パドレス戦に先発し、０―１の４回に打球が右足に直撃するアクシデントに見舞われた。 先頭アラエスの投ゴロとなった打球が山本の右足に直撃。すぐさまロバーツ監督、通訳、トレーナーらがマウンドに向かったが、山本は問題が無いことを主張して続投した。その後は後続のマチャドを右直、シーツを一ゴロに打ち取り、３者凡退で切り抜けた。 チームが５連勝で迎えたマウンド。初回は先頭のタティスは右直、続くアラエスも右飛に打ち取った。ブーイングが起こる中で打席に入ったマチャドにはフェンス手前までの大飛球を打たれたが左飛で３者凡退だった。 ０―０で迎えた２回は、１死から５番・ボガーツに甘く入った８９・９マイル（約１４４・７キロ）のスプリットを捉えられ、中堅左に飛び込む先制ソロを浴びた。２試合連続被弾となった。 前回登板の１３日（同１４日）の本拠地・ジャイアンツ戦では５回途中で１０２球を投げたが、今季２本目の満塁本塁打を浴びるなど６安打５失点、４三振で５敗目を喫した。球審の際どい判定にも泣かされてメジャー移籍後ワーストの５四球を与えたが、試合後には「それ以前に自分のいい投球ができていなかったと思うので、とても力不足だなと感じます」と悔やんでいた。 この日の試合が１５試合目の登板。試合前の時点で６勝５敗、防御率２・６４の成績をマークしている。中５日での登板が続いている６月はここまで３登板で０勝２敗、防御率５・６５と苦しい投球が続いている。