★函館1R・3歳未勝利の馬トク激走馬=ゴールドサニーデイ

 昨年末に京都のマイル戦でデビューしたトーセンラー産駒。初戦は6着だったが、3か月半の休みを挟んだ2戦目は10着と交代し、距離短縮で活路を求めてきた。

 その3戦目が今回と同じ舞台で4着に好走。出足がつかず前が止まらない開幕週の馬場だったにもかかわらず、上がり2位タイの末脚で後方勢から唯一掲示板を確保した。

 今回は「能力指数が上位」と「末脚性能が上位」の2点が激走馬の要因に挙がっている。さらに鞍上はバイタルジョッキーの藤岡佑介騎手。舞台2度目なら前進あるのみ。

★東京6R・2歳新馬の激走馬=ドナシェーン

 同馬の父マニングスは現役時代にG1タイトルこそ手にできなかったが、7ハロンのダート重賞を3勝。半兄エコロディアナは未勝利にとどまっている。

 JRAでは同産駒が5頭の出走で2勝をマーク。いずれもダートの短距離戦で挙げたもので、海外の産駒もダートの短い距離が主戦場となっている。

 激走馬にピックアップされた要因は「期待値高い外国産馬」と「性別補正で浮上」だが、仕上指数が他馬を大きく引き離す「69」を算出。初戦から全開モードだ。

★阪神10R・ストークステークスの馬トク激走馬=タガノデュード

 2歳時の朝日杯FSで5着に入った実力馬で、3走前に2勝クラスを突破したばかりだが、現クラスでは3、4着と上位争いに食い込む力を見せている。

 前走はスタート一息でいつもより後ろからの競馬になりながら、勝ち馬から0秒4差と崩れなかったが、折り合い面を考えると距離短縮はプラスに働くはず。

 激走馬の要因は「上位騎手騎乗」と「ペースメーク力が高い」の2点。サラブレッドは夏場に弱いものの、こちらも仕上指数はトップの「67」と高い数字を算出している。

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