横浜ＦＭ西野ＳＤ、Ｊ１残留へ「（勝ち点）４０が一つのライン…勝率５割」「夏のウィンドーで戦力を下げずに戦力を上げる」
会見を行った、横浜M・西野スポーティングダイレクター（カメラ・後藤　亮太） 画像（1枚）

　Ｊ１横浜ＦＭの西野努スポーティングダイレクター（ＳＤ）が２０日、横須賀市内で取材に応じ、キスノーボ監督の退任について説明した。

　今季就任したホーランド監督が４月１８日に成績不振で解任され、キスノーボ監督が後任についたが、暫定で指揮を執った期間を含めて公式戦２勝８敗とふるわず、双方合意のもとで退任することが１９日に発表された。

　現在チームは１９試合で３勝５分け１１敗で最下位と低迷。１９位横浜ＦＣとの勝ち点差は「５」で、Ｊ１残留圏内の１７位ＦＣ東京とは同「６」となっている。２１日の１３位の岡山戦との対戦から、１７位ＦＣ東京、１６位湘南、１９位横浜ＦＣ、１５位名古屋と中断期間前にＪ１残留争いをする上で負けられない試合が続くが、Ｊ１残留に向けた具体的な目標勝ち点について聞かれると「４０というのが一つのラインかなと感じています。そのために勝率５割というのは、改めて言う必要もないかなと思っています。そのために監督を代えるという決断と、夏のウィンドーで戦力を下げずに戦力を上げることに取り組んでいます。この夏の編成はすごく大事になってくる」と説明した。

　また、親会社の日産自動車が経営不振ということもあり、クラブ経営や補強費などへの影響も懸念されるが「オーナーの財務状況は常に支配下にあるクラブに今回だけではなく、常に影響するものだと思っています。ただ、今のチームの状況を見て、最大限のサポートをしてもらえると思っています」と強調した。

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