◆明治安田J1リーグ▽第21節 町田2―1鹿島(21日・Gスタ)

 首位の鹿島は町田に1―2で敗れ、後半戦2試合目で初黒星を喫した。

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 鬼木達監督は「非常に悔しい敗戦だと思っている。

自分たちでゲームを壊した、そういうゲーム。ミスが悪いとかではなく、ひっくり返すだけの力をつけないといけない」と総括した。

 前半の2失点は、ともに防げたものだった。開始6分の失点は、自陣でボールを失ったところから。さらに1点を先行されたことで、焦りもあって一気にミスが目立つようになってしまった。同34分にはスローインから失点。ミスが目立ち、自ら守備の時間を長くする悪循環だった。

 後半は選手交代でやや立て直すも、39分にFW鈴木優磨が決めたPKの1点のみ。指揮官は「1失点した時点で相手が何を狙っているかわかっていたはずだが、シンプルなミスが散見された」と先制点献上後の戦い方を反省。「あまりにもシンプルなイージーミスが多すぎた」と語る表情に、悔しさがにじんだ。

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