◆明治安田J1リーグ ▽第21節 町田2―1鹿島(21日・Gスタ)

 日本代表の森保一監督が町田―鹿島戦の視察後に取材に応じ、日本代表の守護神に求める3か条について言及した。

 2026年北中米W杯アジア最終予選で、森保監督はパルマの鈴木彩艶、広島の大迫敬介、そして町田の谷晃生を全活動で招集。

全10試合の中で鈴木が8試合、大迫と谷が1試合ずつ出場した。昨年の6月以降A代表のGK3枠は変わらなかったが、7月に行われる東アジアE―1選手権は国内組主体で、どの選手が招集されるかに注目が集まる。

 守護神に求める能力を問われた森保監督は、セービング能力、攻撃で起点になる能力、そしてシュートを未然に防ぐコーチング能力を提示。いかに勝利に貢献出来ているかを重視した上で「キーパーが安定しているところは、やはり(リーグの)上位にも来ている。そういうところは見させていただいています」と述べた。

 この試合に先発で出場した鹿島のGK早川友基は、町田戦までにJ1最多のクリーンシート数(無失点試合数、9試合)とセーブ総数(57回)を記録。J1首位を走るチームの守護神として君臨している。この試合は前半に2失点を許したが、森保監督は「Jリーグの中で首位のチームを守護神として非常にいいパフォーマンスで支えてるなという印象を持っています。今日は2失点したが、好セーブとフィードの部分で、攻撃の起点になる部分、クイックに攻めることできますし、どこにフィードするかという判断も非常に良い選手」と評価した。

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