柏と京都の上位対決は打ち合いの末ドロー　柏ＦＷ垣田のバイシクルや京都ＦＷ長沢の豪快ヘッドなど白熱
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◆明治安田Ｊ１リーグ▽第２１節　柏３―３京都（２１日・三協Ｆ柏）

　柏対京都の上位対決は、壮絶な打ち合いの末に３―３の引き分けに終わった。

　前半１９分、柏は左サイドで縦に仕掛けた柏のＭＦ小屋松知哉の高速クロスから、ＭＦ小泉佳穂が頭で決めて先制。

しかし直後の同２４分、京都は右サイドバックＤＦ福田心之助の左足クロスを、ＭＦ米本拓司がダイビングヘッドで押し込み追いついた。

　さらに柏は前半３１分、日本代表ＭＦ熊坂光希の長期離脱によりチャンスをつかんだＭＦ中川敦瑛の正確なサイドチェンジから、右サイドを崩して中央へ。京都ＤＦにわずかに触れて浮いたボールを、日本代表ＦＷ細谷真大を差し置いて１トップをつとめるＦＷ垣田裕暉がバイシクルシュートでねじ込み、２点目を奪った。

　後半８分には京都ＦＷ長沢駿が１９２センチの高さを生かして同点に。しかし柏も同２９分、ＣＫからＤＦ原田亘が押し込んで勝ち越した。これで試合が決まるかと思われたが、京都は後半３９分、ＭＦ奥川雅也のクロスに主将のＭＦ川崎颯太が飛び込んで同点に。このまま試合は終了し、３―３の引き分けとなった。

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