◆明治安田J1リーグ▽第21節 川崎1―2神戸(21日・U等々力)

 川崎は前半6分、中央からMF山本、FWマルシーニョとつなぎ、スルーパスを受けた主将MF脇坂が右足アウトサイドでゴール左に決め、先制ゴールを奪った。

 だが、10分、後半7分に神戸・宮代に2点を献上し、1―2で敗れた。

リーグ戦では5月11日の鹿島戦(国立、1●2)以来、7試合ぶりの黒星となり、順位を8位に下げた。

 試合後、脇坂は「結果が一番必要だった中で、勝ち切れなかったのは、リーグ戦を戦う上で痛い負けだった。自分たちの現在の力はその程度だと思うので、また新潟戦(25日)から勝ちを積み重ねていけるように頑張りたい」と受け止めた。

 先制の場面については「パスが来るのを信じて、体の向きを作ってオフサイドにならないように準備していて、素晴らしいボールが来た。あとはキーパーに取られないように止めて決めるのをうまくできた」と振り返った。

 早い時間に先制しながら、逆転負け。主将は「相手の前線のプレスに強度があった。それに付き合ってしまった部分も多少あった。両ゴール前のところで、相手は2点決めて、自分たちは1点しか決めなかったというのが現実としてある。(チャンスの)回数を増やすために、相手陣地でやるためにチームとして合わせなければいけないところを、新潟戦までに合わせていきたい」と前向きに話した。

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