◆明治安田J1リーグ▽第21節 町田2―1鹿島(21日・Gスタ)
首位の鹿島は町田に1―2で敗れ、2位柏との勝ち点差を3に縮められた。
採点と寸評は以下の通り。
鬼木達監督【5・0】今季6敗目にして新しいタイプの負け方。自信を深めつつあったチームだからこその落とし穴。次戦までのアプローチは腕の見せ所
GK早川友基【6・0】届く範囲は、全てストップ。視察の森保監督も高評価コメント
DF小池龍太【6・0】ボランチに入った終盤は、さすがの存在感。流れの中で右SBが中央に入る形を組み込むか、あるいは右SB以外で起用してしまうのも手だが…。
DF植田直通【5・5】2失点はゴールキックとスローインから。相手の狙いがハマった形だったとは言え、悔やまれる
DFキムテヒョン【5・5】ミスマッチだった溝口を助けようとし、持ち場を離れたところから1失点目。もったいないシーンだった
DF溝口修平【5・0】連係で崩すタイプのSBの周りに味方が少ないのだから、いろいろと限界があった。守備面ではSBは狙われてナンボ。そこは個人で乗り越えるしかない
MF三竿健斗【5・5】vs町田という意味では強度面で頼りになったが、0―1~0―2までの時間帯があまりに勿体なかった
MF樋口雄太【5・0】そんなつもりは全くないだろうが、結果的にはパス回しのためのパスになってしまった。点を取るための最良の判断を
MFターレスブレーネル【5・0】先発起用に応えられず。ボールを受けたその先で、相手にとって想定内に終始した
FWチャヴリッチ【5・0】ノット・ヒズ・デイ。
FW鈴木優磨【6・0】0―2と1―2ではまるで違う。「誰がどう見てももらいにいった」が「誰がどう見てもファウル」のPKゲット。大きい1点
FWレオセアラ【5・0】「降りる」ではなく「待つ」が正解だったか。ただし、正解を選ぶのではなく、選んだ方を正解にするのがFWという意味では、降りてから何とかしたかった、とも言える
DF小川諒也【5・5】後半開始時IN。一歩目の遅さにコンディションの伸び代を感じるが、いろいろと「上手い」選手であることは十分に証明
DF濃野公人【5・5】後半開始時IN。攻撃のアクセントになるという意味では、後半の頭ではなく途中からの方が効果的だったか
MF舩橋佑【6・0】後半開始時IN。なぜ前半にいなかったんだ、と思わせるプレー。ミスもあったが攻撃的な選択肢を繰り出して後半は1―0
FW知念慶【6・0】後半16分IN。FW起用。昌子源が一枚上手だったが、あそこでの粘り腰の発揮は2次攻撃につながった
MF松村優太【6・0】後半31分IN。いい姿勢、いい思い切り、いい走り
山本雄大主審【6・0】基準の線引きは、とてもいいラインだった。
※平均は5・5~6・0点(採点・岡島 智哉)