浦和がインテルに惜敗…２連敗でクラブＷ杯敗退　先制点の渡辺凌磨「どこかに隙があったかもしれない」
先制ゴールを決めて喜ぶ渡辺凌磨（右下、ロイター） 画像（1枚）

◇クラブＷ杯　１次リーグ第２戦　インテル２―１浦和（２１日、シアトル・ルーメンフィールド）

　浦和は欧州ＣＬ準優勝のインテル（イタリア）に１―２と敗れ、１次リーグ敗退が決まった。前半１１分にＭＦ渡辺凌磨のゴールで先制。

後半３３分にインテルのアルゼンチン代表ＦＷラウタロ・マルティネスにゴールを許して追いつかれると、後半アディショナルタイムにシュートのこぼれ球をインテルの２０歳ＭＦカルボーニに押し込まれ、勝ち越しを許した。

　先制ゴールの渡辺は「最後の最後、ああいう形になりましたけど、それまでいい時間帯もあった中で、僕も（後半の）チャンスを決められなかった場面もあるし、そういう一つ一つの差だと思います」と後半にカウンターから迎えたチャンスを決めきれなかったことを悔やんだ。

　前半１１分、ＭＦ金子拓郎のラストパスから迎えた最初のチャンスを決めた渡辺は「試合前、監督からワンチャンス、ツーチャンスを決めていかないと勝ち点３は難しい、というところで入り、１点取れたところまではよかったんですけど、やっぱりどこかに隙があったかもしれない。もうちょっと自分たちの時間を作らなきゃいけない時間帯もあったので、チームとして高めていかないと」と振り返った。

　２連敗で１次リーグ敗退が決まったが、第３戦のモンテレイ戦（日本時間２６日午前１０時）を残す。渡辺は「僕らが成長するために、消化試合にしないで、Ｊリーグの後半戦につなげていけたら」と話した。

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