◇明治安田J2リーグ 第20節 磐田1-0千葉(21日・フクダ電子アリーナ)
ジュビロ磐田は首位・千葉とアウェーで対戦し、1―0で勝利。8試合連続で負けなしとなった。
勝利の瞬間、磐田サポーター席から地鳴りのような歓喜の声が響き渡った。首位・千葉を破って連続不敗を8試合に伸ばした。ジョン・ハッチンソン監督(45)は「本当にエクセレントなプロのパフォーマンスだった」とうなった。
チャンスが到来したのは前半21分だ。左サイドを突破したMF倍井謙(24)が背後から倒されてPKを獲得。キッカーのMFクルークスが利き足の左足でゴール右下に決めた。サポーター席へ向け、胸を張ったクルークスは「自信をもって決められた。サポーターがホームのような応援をしてくれたからいい試合にできた」と笑顔を見せた。
後半は反撃に出た千葉が左右から矢のようなクロスを何度も放ってきたが、全員守備で完封。GK川島永嗣(42)は同44分、相手のヘディングシュートを体で受け止め、ゴールを守り切った。
後半戦最高の滑り出しに指揮官は「この土台を元に後半戦をやっていきたい」。