◆ラグビー▽関西大学春季トーナメント 決勝 立命大29―12京産大(22日、奈良・天理親里ラグビー場)

 立命大が、3連覇中だった京産大を破り、初優勝を果たした。

 前半を19―12とリード。

後半、スクラム自慢の京産大のお株を奪うプッシュで、たまらず崩れるコラプシングの反則を誘発するなど、FW戦で優位に立った。余裕をもってバックスに展開すると、WTB三浦遼太郎(3年)=立命館慶祥=が13分にトライ。主導権を握り、その後は全員が体を張ったタックルと素早い集散で京産大を後半無得点に抑え、ノーサイドの笛を聞いた。

 1年時から出場するNO8島正輝主将(4年)=大分舞鶴=は「僕が入学したころから立命はディフェンスから流れをつかんでいくというのはあった。結果が出て、めちゃめちゃうれしい」と喜んだ。自信をつけ、目指すは2013年以来、12年ぶりの関西大学Aリーグ優勝。実りの秋へ向け、さらに高みを目指す。

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