◆明治安田J1リーグ▽第21節 横浜C0―4広島(22日・ニッパツ)
広島が6月に加入したFW木下康介(30)の移籍後初ゴールを含む2得点などで横浜FCに4―0と快勝し、3位に浮上した。4月に負った左膝の負傷で長期離脱していた19歳MF中島洋太朗も復帰。
0―0の前半17分、CKからファーサイドにDF荒木ら高さのある選手を集め、キッカーのMF新井直人が正確なボールを供給。マークを外した木下が頭で押し込んで先制した。同23分にはロングボールから横浜FCのミスをついてMF加藤陸次樹が決めて追加点。同40分にもMF中村草太のラストパスから、DFラインの裏に抜け出したMF新井がヘディングで押し込み、前半だけで3点を奪った。
後半は横浜FCがチャンスもつくったが、追加点は広島に生まれた。後半29分、MF中島が途中出場。すると同30分、ファーストプレーから早速右アウトサイドでスルーパスを送ると、これを受けた木下がシュート。一度はGKに防がれたが、さらにこぼれ球を木下が自ら押し込み、リードを広げた。このまま試合は終了し、広島が完勝で勝ち点3を積み上げた。