１１得点の宮部藍梨「歯がゆかったが、貢献できて良かった」２連敗から攻守で復調…バレー女子ネーションズリーグ
チェコに快勝し、６勝目を挙げた日本女子（Volleyball World提供） 画像（1枚）

◆バレーボール　▽ネーションズリーグ女子香港大会　日本　３（２５―２２、２５―１７、２５―２０）０　チェコ（２２日、中国・香港）

　１次リーグ（Ｌ）第２週が行われ、世界ランク６位の日本が同１３位のチェコにストレートで快勝し、連敗を２で止めた。これで６勝２敗。

主将の石川真佑（ノヴァーラ）が両チーム最多１７得点でけん引し、得点源の和田由紀子（ＮＥＣ川崎）が１６得点、ミドルブロッカー（ＭＢ）宮部藍梨（姫路）が１１得点で続いた。

　パリ五輪金メダルのイタリア（２●３）、中国（１●３）に２連敗した直近２試合では、攻守で苦戦した宮部が復調。ブロック２得点を含むチーム３位の１１得点で貢献し「香港ラウンドは自分のスパイクがあまり決まらなかったりというところで歯がゆいところがあったんですが、最終戦でスパイクだったり、チームに貢献できて良かったです」とホッとした表情を浮かべた。

　香港大会４戦を終え、日本に帰国し、７月９日開幕の１次Ｌ第３週の千葉大会（千葉ポートアリーナ）に備える。日本は同９日にフランス、１０日に韓国、１２日にポーランド、１３日にブラジルを迎え撃つ。宮部は「例年とは違って、少し間隔が空くので、しっかりとリカバリーをしたい。この２ラウンドを通してできなかったところを修正できる時間は、アドバンテージだと思う。気持ちの切り替えをしっかりして、また千葉ラウンドでも、いいプレーを全員でできるように頑張りたい」と意気込んだ。

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