◆バレーボール ◇全日本小学生静岡県大会 ▽男子の部決勝 北駿2―1錦田ユナイテッド ▽女子の部決勝 蒼2―1北郷 ▽混合の部決勝 大井川南2―0TLAIS(22日・焼津市総合体育館)

 3部門の県王者が決まった。男女とも決勝はフルセットの熱戦の末に、男子は北駿(東部1位)、女子は蒼(あおい、東部3位)がともに初優勝。

混合の部は大井川南(中部1位)が2連覇を飾った。優勝チームは8月の全国大会(東京・町田市立総合体育館など)に出場する。

 〇…男子の部優勝の北駿は第1セットを落としながらも、昨年の決勝で敗れた錦田ユナイテッドに逆転勝ち。第2セット14―13から、強烈なスパイクで3連続得点して流れを呼び込んだ神田蓮主将(6年)は「疲れました。でも楽しかった」。部員は8人と少ないものの工夫して練習を重ねており、「初の全国。優勝を目指していきたい」と主将は意気込んでいた。

 〇…女子の部優勝の蒼はサーブで北郷の守備を崩して逆転勝ちだ。池谷優希菜(5年)と相坂生帆主将(6年)がサービスエースを連発して第2セットを21―6の大差で奪取。最終セットは「ミスが多かったから最後は頑張る」と塩谷菜々花(6年)がエースを次々と決めた。「サーブはいっぱい練習してきました。全国ではベスト8を目指す」と相坂主将は初のステージを見据えた。

 〇…混合の部では大井川南の宮内波瑠主将(6年)が踏ん張った。第1セットは19―19から2度先行を許したが、そのたびにスパイクを決めて最後は23―21で逆転。「緊張したけど、諦めたら終わりだと思って強気で打ちました」。これで流れをつかみ、V2達成だ。全国大会でも思い切りよくプレーする。「スパイクを打ち切ることで仲間を安心させたい」と活躍を誓った。

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