WEリーグに所属するINAC神戸が23日、兵庫・神戸市内で練習を始動した。選手、コーチとして女子日本代表「なでしこジャパン」でも活躍し、6月から就任した宮本ともみ新監督は「すごくいいスタートを切れた。

これから始まるんだと身にしみて感じた初日でした」と振り返った。

 小雨が降る中、新体制がスタート。ミーティングでは「INAC神戸の選手として目指すもの、行動意識とか話した。実力ある選手がそろっている。選手が迷わずプレーできるようにするのが大切かなと思います」と気を引き締めた。

 練習は基礎メニューを中心に体を動かし、和気あいあいと楽しむ選手らを見て、宮本監督も笑みを浮かべた。キャプテンに指名されたDF三宅史織は「キャプテンっぽくないけど、INAC神戸をよくしたい、優勝させたい気持ちは一番強い。監督は一緒に頑張ろうと言ってくれた。責任を感じながらも、リラックスしてやっていけたら」と意気込んだ。

 INAC神戸はWEリーグ初年度に優勝するものの、3季連続2位。新シーズンの開幕戦は8月10日、24~25年シーズンで優勝した日テレ東京Vと対戦する。

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