日本バレーボール協会は24日、都内で評議員会を開き、19人の理事が選任された。関係者によると、25日の臨時理事会を経て川合俊一会長(62)は続投する見通し。

 協会は国籍変更を検討した選手への対応を巡り不備があったと11日に公表し、外部から責任を問う声が上がっていた。13日の評議員会では理事の選任決議が見送られ、16日にこの問題に関与したマーケティング本部長をけん責処分とし、川合会長は給与の一部を返納すると表明。「大反省」と謝罪していた。同会長は再発防止に向けて「組織の再構築」も明言。ガバナンス委員会を設置して、懲戒委員会を新設し、改革に乗り出す。

 今回、元女子日本代表で12年ロンドン五輪銅メダルの荒木絵里香氏(40)、現役男子選手の柳田将洋(32)=東京GB=ら9人が新理事となった。

編集部おすすめ