◆第29回さきたま杯・Jpn1(6月25日、浦和競馬場・ダート1400メートル、不良)
上半期のダート短距離戦線を締めくくる交流重賞は12頭立て(JRA5、南関東6、岩手1)で争われ、川須栄彦騎手騎乗で1番人気、JRAのシャマル(牡7歳、栗東・松下武士厩舎、父スマートファルコン)が5馬身差をつけて逃げ切り、かしわ記念に続くJpn1連勝を飾った。勝ちタイム1分23秒2は、99年セタノキングの1分23秒8を更新するコースレコードとなった。
今年のさきたま杯の売得金額は18億7159万4900円で、前年比10・3%増。同レースの売得金額レコード、および浦和競馬1レースあたりの売得金額レコードを更新した。
これまで同レース1位の売得金額は、昨年の16億9706万8000円。浦和競馬1レースあたりで1位の売得金額は2019年のJBCクラシックで、17億9833万4200円だった。
一日の売得金額(SPAT4 LOTO含む)は30億7725万6480円で、前年比5・0%増。この日は7、8Rが馬場コンディション調査のため取り止めとなったが、前年のさきたま杯当日の一日売得金額29億3074万1930円を上回った。
なお、入場人員は6809人で、前年比31・1%減だった。