【中京記念】キープカルムが重賞連勝で夏のマイル王者へ　中竹調教師「勝たせてやりたいね」
キープカルム 画像（1枚）

◆第７３回中京記念・Ｇ３（８月１７日、中京競馬場・芝１６００メートル）＝８月１６日、栗東トレセン

　しらさぎＳで重賞初制覇したキープカルム（牡４歳、栗東・中竹和也厩舎、父ロードカナロア）はこの日、角馬場で軽めの運動。１３日の最終追い切りでは、坂路を５１秒７―１２秒０とシャープな走り。

「追い切りの動きもすごく良かった。しっかりできているので、体をほぐす程度で」と中竹調教師は仕上がりに太鼓判を押した。

　２番枠だった前走は直線で窮屈になる場面がありながらも、ラスト３ハロンはメンバー最速の３３秒４。牝馬２冠のチェルヴィニアに１馬身差の快勝だった。「阪神や中京のように、じっくり構えられるコース形態はいい」と初中京も問題なしを強調した指揮官。「勝たせてやりたいね」。サマーマイル王者を手中に収め、秋の飛躍につなげる。

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