8月16日の新潟7R・上越S(ダート1200メートル、15頭立て)は、2番人気のタガノミスト(牝4歳、栗東・渡辺薫彦厩舎、父マジェスティックウォリアー)が、最後の直線で競り合いを制し待望のオープン入りを決めた。勝ちタイムは1分10秒9(良)。
スタートを決めると先行集団の外めを追走。前半600メートルが33秒6の激流となったが、リズム良く運んだ。最後の直線では2番手で運んだ1番人気のルディックにじわじわと迫ると、鼻差出たところがゴールだった。渡辺調教師は「もまれずに運べて外枠が良かったと思います」とキャリア初の新潟での勝利に安堵の表情。丸山元気騎手は「スタートも速かったし砂をかぶらずスムーズな競馬ができた。前が飛ばしてくれましたからね。最後まで頑張ってくれました」と振り返った。