8月17日の中京2R・2歳未勝利(芝2000メートル=7頭立て)は、単勝1・1倍の圧倒的支持を集めたローベルクランツ(牡、栗東・小林真也厩舎、父サトノダイヤモンド)が勝利を飾った。勝ち時計は2分0秒7(良)。

 スタートが決まらず最後方からになったが、慌てずにリズム良く追走して脚をためた。向こう正面から徐々にポジションを上げ、直線でゴーサインが出ると素早く反応。上がり最速33秒9の末脚で残り150メートルで先行した2着のメイショウナルカミ(川田将雅騎手)をきっちりととらえ、3馬身差で突き放した。

 松山弘平騎手は「スタートはあまり出ませんでしたが、馬を信じていましたし、馬のリズム優先で運びました。行きたいところではしっかり反応してくれましたし、すごい脚で非常に強い競馬でした。クラスが上がっても十分勝負になると思います。勝ててほっとしています」と振り返った。

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