第45回新潟2歳ステークス・G3は8月24日、新潟競馬場の芝1600メートルで行われる。

 フェスティバルヒル(牝2歳、栗東・四位洋文厩舎、父サートゥルナーリア)は今年の皐月賞馬ミュージアムマイルの半妹。

1・5倍の支持を集めたデビュー戦(阪神・芝1600メートル)は、先団の外から直線で脚を伸ばして快勝とセンスの良さを見せた。2着だったアルバンヌは17日の新潟で未勝利を完勝しており、半馬身差の着差以上に評価できる内容だった。13日の1週前追い切りは今回コンビを組む石橋脩騎手が栗東に駆けつけ、CWコースで鋭い動き。将来有望な良血馬が初タイトルを視界に捉える。

 新馬戦を7馬身差で圧勝したリアライズシリウス(牡2歳、美浦・手塚貴久厩舎、父ポエティックフレア)も潜在能力は高い。今回と同じ左回り1600メートルで結果を出しているだけに、減点材料はほとんど見当たらない。

 タイセイボーグ(牝2歳、栗東・松下武士厩舎、父インディチャンプ)はダリア賞で2着。メンバー最速の末脚で追い込んだが、出遅れとスローペースが響いた。力を出し切れば、ここでも上位に食い込む力はある。

 デビュー戦の勝ちっぷりが良かったサンアントワーヌ(牝2歳、美浦・鹿戸雄一厩舎、父ドレフォン)は、距離延長が歓迎。初めてのマイルでさらにパフォーマンスを上げることも考えられる。

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