◆米大リーグ・ワイルドカードシリーズ第2戦 ヤンキース―レッドソックス(1日、米ニューヨーク州ニューヨーク=ヤンキースタジアム)

 第1戦で7回に代打で決勝の2点タイムリーを放ったレッドソックスの吉田正尚外野手は1日(日本時間2日)の第2戦も、ベンチスタートだったが、代打で登場し内野安打をたたいた。

 同点で迎えた7回2死一、二塁。

右腕クルーズのフルカウントからの直球をとらえた打球は前夜と同じ中堅に抜けそうな打球だったが、二塁チザムが逆シングルでつかみタイムリーを阻止(内野安打)。2死満塁とチャンスを膨らませたが、続くストーリーが中飛に終わり得点にはつながらなかった。

 吉田は前夜、7回1死二、三塁でレフスナイダーの打順で登場。2番手ウォーレンの初球、高めの直球を見事に中前に逆転打をはじき返し、一塁ベースで満面の笑顔を見せた。米メディアによれば、ポストシーズン初打席初球でチームがリードを奪うタイムリーを放ったのは史上初だったという。

 吉田は「速い球が来るんじゃないかとというイメージをしていた。勝ちに貢献出来てすごくうれしい」と話していた。

編集部おすすめ