歌手の早見優が2日、都内で行われたトークセッション「親子で話す骨のこと」に出席し、健康について語った。

 デビューして今年で43年。

プライベートでは1996年に結婚し、24歳の長女と22歳の次女の母だ。仕事と育児を両立してきたが、2005年、18年の2度骨折したことを告白。「特に2018年の時は、加湿器が倒れそうでセーブしようとしたら、ソファから落ち、足の第4趾(し)が折れてしまいました。大丈夫だと思っていましたが、みるみるうちに腫れてしまって。こんなに簡単に折れちゃうんだと思いました」と苦笑いした。

 好きな運動は、地下に深いことでも有名な都営大江戸線の階段を上り下りすることだという。「地下鉄に乗ることが好きで、特に大江戸線が好きです。今日は頑張って階段で行こうという時は、結構上り下りしますね。昨年、登山も始めましたが、大江戸線のおかげで登りやすくなったと思います」。司会者から「すごい」と称賛されると、「エスカレーターも多いんですけどね」と無邪気に笑った。

 同席した慶応義塾大学医学部の中村雅也氏から10~20代に骨の量が増えることを教わった。ちょうど早見の2人の娘の年頃。

「子どもたちに『背が伸びるために早く寝なさい』『牛乳飲みなさい』と言った記憶はありますが、骨貯金は10代からしないといけないんですね。思春期の女の子って『ダイエットしたい』『細身になりたい』ということを打ち明けられたことがありますが、ばりばり食べたらいいのですね」。子どもの骨について、真剣に考える母親の一面を披露した。

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