南海電鉄はこのほど、高野線の橋本駅―極楽橋駅間で運行している観光列車「天空」(2200系車両)の定期運行を、来年3月20日で終了することを発表した。今後は当面、団体専用列車として不定期の運行を継続する。

 天空は2009年7月に定期運行を開始。高野山への山間部の風景を堪能できる「ワンビュー座席」や、外気を取り入れる「展望デッキスペース」などがあり、今年8月末までに国内外から約43万人が乗車した。

 今年度末には、2000系車両を改造した新たな観光列車を難波駅―極楽橋駅間で運行予定。

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