◇りそなB2リーグ 第1節第2日 静岡72―62福岡(3日・静岡県武道館)

 開幕第2戦で、B2ベルテックス静岡がライジングゼファー福岡を72―62で下し、今季初白星を飾った。前日の開幕戦を含め、昨季から7連敗中だった前年度の西地区優勝チームに雪辱を果たした。

 逆転負けした開幕戦のうっ憤を晴らした。前半を4点リードで折り返した静岡は、第3クオーター(Q)にPG橋本竜馬(37)が2本の3点シュートを決めるなどリードを8点に広げた。最終Qも持ち前の攻撃的チームディフェンスで相手を寄せ付けなかった。

 前日は第4Qにディフェンスが崩壊。オフェンスでリズムに乗れず、大事な終盤に連続14失点を喫した。集中力が切れるようなプレーに森高大ヘッドコーチ(36)は試合後の会見で「うちには、そんなメンタリティーの選手はいないはず。観戦に来てくれたブースターに残念なプレーを見せてしまった」と、頭を下げていた。1日経ってメンタル面を修正し、ホームの観客に勝利を届けた。

 次節は11、12日に敵地で同じ西地区の愛媛と対戦する。

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