石破茂首相の後任を決める自民党総裁選は4日、投票が行われた。立候補した小林鷹之元経済安全保障担当相、茂木敏充前幹事長、林芳正官房長官、高市早苗前経済安保相、小泉進次郎農相の5人は、1回目の投票で誰も過半数を獲得することができず、上位2人の高市氏と小泉氏が決選投票に進んだ。

 1回目の投票は国会議員票295、党員・党友票295の計590票で争われた。議員票に無効票が1票あったため、過半数は295票となったが、5人のうち、いずれも獲得することができなかった。総裁選の決選投票は、岸田文雄元首相が選ばれた2021年9月、石破氏が勝利した昨年9月に続き、3回連続での実施となる。決選投票は国会議員票295、都道府県連票47の計342票で争われ、勝利した候補が第29代自民党総裁となる。

 第1回の投票結果は以下の通り。(敬称略)

小林鷹之  議員票44 党員・党友票15  計59

茂木敏充  議員票34 党員・党友票15  計49

林芳正   議員票72 党員・党友票62  計134

高市早苗  議員票64 党員・党友票119 計183

小泉進次郎 議員票80 党員・党友票84  計164 

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