2025年セ・リーグのレギュラーシーズン全日程が終了し、全タイトルが確定した。2年ぶりにリーグ優勝した阪神の選手が、投打7部門で1位になった。

 佐藤輝明が40本塁打、102打点で1986年のランディ・バース以来、球団39年ぶりの2冠。バース氏は「本当におめでとう。今シーズンは素晴らしい努力の積み重ねだったと思うし、チームの優勝も重なって最高の一年になったはず」と祝福のメッセージを寄せ、さらに「次は首位打者、三冠王を目指して頑張ってほしいね。その挑戦がチームの連覇にもつながるはずだ。そして、いつかはMLBでプレーする日が来るだろう。その時には応援に駆けつけたい」と約束した。

 近本は32盗塁で4年連続6度目の盗塁王を獲得。村上が14勝、勝率7割7分8厘、144奪三振の3冠。才木は防御率1・55で自身初タイトルとなる最優秀防御率をつかんだ。

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