◆明治安田J1リーグ▽第33節 清水1―1FC東京(4日・アイスタ)
清水はホームでFC東京と対戦し、1―1で引き分けた。前半34分、FW高橋利樹のゴールで先制。
勝ち点40で並んでいた相手との一戦は痛み分けに終わった。前節の神戸戦(1―2)に続き、先制しながら勝ち点3を取りこぼした。秋葉忠宏監督は「もったいないの一言。我々は1―0でいいと思っていない」と2点目が奪えなかったことを反省材料に挙げた。
試合序盤はFC東京にボールを回されたが、GK梅田透吾の好守も光って耐え抜き、前半34分にはDF吉田豊の右クロスから高橋利が頭で放り込んで先制。今季初アシストのベテランは「速いクロスを意識した」と、してやったりの表情で振り返った。
残りは5試合。指揮官は「一歩ずつ成長している。未来につながるフットボールをしていきたい」と先を見据えた。