衆議院議員の牧島かれん氏が4日、SNSで自民党総裁選に関する“ステマ問題”を謝罪した。
牧島氏は自身のXで「自民党総裁選挙の結果、高市早苗衆議院議員が新総裁に選ばれました」と投稿。
牧島氏は総裁選に立候補した小泉進次郎農相の陣営で「総務・広報班」の班長として活動していたが、事務所関係者が小泉氏の記者会見に際し、コメント欄への投稿を陣営内にメールで要請。「ビジネスエセ保守に負けるな」といった他候補への誹謗中傷とも受け取れる文面例を共有しており「ステマではないか」と批判を受けた。牧島氏は「責任を感じている」として、9月26日に班長を辞任していた。
投稿の最後には「インターネットは民主主義の重要なインフラとなっています。国民から疑念を抱かれることのないよう、適切な広報活動に努めて参ります。『誠実に積み重ねる』との信念でこれからも地道に歩んで参りたいと思っております。引き続きのご指導宜しくお願い致します」と書き込んだ。
総裁選後、“ステマ発言”について影響を問われた小泉氏は「私がすべての責任者ですから、この結果というのを受け止めるのは私だと思います」と淡々と答えていた。