◆明治安田 J1リーグ▽第33節 京都1―1川崎(4日・サンガスタジアム)
京都は、川崎と引き分けて勝ち点1を分け合った。同60に到達。
試合開始直後は、相手に攻撃から流れを握られた。前半8分、ロングパスから川崎のFW伊藤達哉に決められて先制を許す。その後も強力なFW陣を擁して果敢にゴールに迫ってくる相手に、得点の突破口がなかなか見つけ出せずにいた。
それでもMF平戸太貴ら、中盤からのパスを起点にリズムをつくると、同38分にペナルティーエリア手前で平戸が出したスルーパスにMF奥川雅也が抜け出してエリア深くに進入。折り返したボールはMF松田天馬に渡り、最後はDF須貝英大が押し込んで同点。須貝のJ1初得点で試合を振り出しに戻した。
後半も緩むことなく攻勢をかける相手に対して、全員守備で対応。後半43分には相手が1人退場し、数的有利となった。同アディショナルタイムにはFW長沢駿がゴール前でシュートチャンスを迎えたが、枠を捉えきることはできなかった。終了間際には連続でCKを与えた場面もあったが、この1週間で修正に時間を割いたセットプレーの対応を披露し、最後まで追加点を許さなかった。
そのまま試合は終了し、京都は3試合連続負けなしとなった。