京都10R・藤森ステークス・馬トク激走馬=プロトポロス

 父はダンチヒ系のウォーフロント産駒。ウォーフロントは父として、種牡馬デクラレーションオブウォー、アメリカンペイトリオットを出すなど、世界に枝葉を広げるサイアーラインを築く。

 本馬も2戦目の小倉2歳S(4着)で1番人気に推されるなど、芝のスプリンターとしての資質を見せていたが、ダート投入初戦こそ競走中止も、ここ2戦は2勝クラス、3勝クラスを連勝。砂の新星候補として注目される存在だ。

 中間は9月9日に外厩・ノーザンファームしがらきから帰厩し、Wコースで時計4本。1週前、直前ともラストまでビッシリと追われて臨戦態勢はパーフェクトだ。スタートでハミをかんでいく部分を距離短縮で、ゴール前でフワッとなるポイントは、引き続きブリンカー装着で補うなど、陣営の対応も万全。初騎乗の小沢大仁騎手のリードで3連勝へ。

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