日本ハムは5日、新庄剛志監督と契約を更新することで合意したと発表した。就任5年目の来季は16年以来10年ぶりのリーグ優勝を目指して戦うこととなる。
今季は、開幕から勝ち星を積み重ね、09年以来となる16年ぶりの単独首位ターンを決めた。最終盤で失速し、ソフトバンクに振り切られたが、リーグ優勝&日本一に輝いた16年以来9年ぶりにシーズン80勝の大台に乗せ、61年に並ぶ球団2位タイの83勝でフィニッシュした。
球団もその手腕を高く評価し、井川オーナーは、9月17日のオーナー会議終了後、「我々は続けていただきたいと思っている。辞めていただく理由はない」と、早い段階で続投方針を固めていた。
新庄監督は4日のロッテとのシーズン最終戦後、「キャンプから始まり、思い起こせばいろいろなことがあったけど、終わってしまえばあっちゅう間ですね、毎年。早いわー。何勝すりゃ優勝するんや。もう来年の目標は95(勝)ですね。そのぐらいしないと優勝できないからね」と早くも来季を見据えていた。