「空飛ぶクルマ」の開発・製造・販売を行う株式会社SkyDrive(愛知・豊田市)がこのほど、タイでの空飛ぶクルマ運航を目指し、タイ民間航空局、バンコクエアウェイズ、サハ・グループ、サハ東急コーポレーションとともに官民協議に参加したと発表した。協議は先月10日にタイ・バンコクで開催された。

 同社は「空飛ぶクルマを社会に普及させるためには、航空機開発企業だけでなく、法律やインフラ整備など、多様な団体・企業による官民連携が不可欠です。今回の協議会は、航空市場のさらなる発展を考えているタイでの空飛ぶクルマの実現に向け、タイ民間航空局(CAAT)本部にて開催されました。(中略)公的機関、商業航空、航空テクノロジー関連の異なる立場から情報や意見の交換を行いました」と発表した。

 SkyDriveは「100年に一度のモビリティ革命を牽引(けんいん)する」をミッションに「日常の移動に空を活用する」未来を実現するべく、空飛ぶクルマの開発をしており、大阪・関西万博で、空飛ぶクルマ「SKYDRIVE」のデモフライトを実施。国内では2028年頃のサービス開始を目指している。

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