楽天・村林一輝内野手がシーズン144安打で、自身初のタイトルとなる最多安打のタイトルを獲得した。「裏方の皆さんにたくさん投げていただきましたし、打撃コーチだったり戦略室の方だったり、たくさんコミュニケーション取ってやらせてもらった結果。

すごくうれしいですし、少しは恩返しできたのではないかなと思います」と話した。

 昨季は主に遊撃を守り、自己最多139試合に出場。今季は背番号を希望していた6に変更した。ドラ1・宗山の加入もあり三塁での出場が増え、試合数は昨季より3試合少ない136試合だったが、安打数、打点、打率と昨季を上回った。常に「結果は左右できないので。いい準備をして試合に臨むだけ」と話し、ぶれることなくシーズンを戦い抜いてつかんだタイトル。タイミングよく投手に声をかけるなど野手陣の中心的存在にもなり、三木監督も「成長を感じる」とたたえた。来季もプレーや言動でチームを引っ張っていく。

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