◆プレミアリーグ第7節 ウルバーハンプトン1-1ブライトン(5日、英国・モリニュー・スタジアム)
日本代表MF三笘薫(28)が所属するブライトンはアウェーでウルバーハンプトンと対戦。しかし三笘は5月4日の昨季35節のニューカッスル戦以来となる今季初のベンチ外となった。
今季まだ勝ち星がない最下位のウルバーハンプトンとの対戦となったが、先制点はホームのウルバーハンプトン。前半21分、FKからの流れで、クリアボールがウルバーハンプトンMFムネツィの足元へ落ちると、右足のボレーを合わせた。強烈なシュートはGKフェルブルッヘンが横っ飛びでセーブするも、右手で跳ね上げたボールがバーを叩いて跳ね返り、フェルブルッヘンの左手に当たってゴール。なんとも不運なオウンゴールでブライトンは1点を失った。
ヒュルツェラー監督は試合後「あの先制点で相手が自信をつけてしまった」と語ったが、この後試合は一進一退の展開。三笘の不在が響き、決め手に欠けるブライトンは押し込みながらもなかなか決定機は作れなかった。しかし後半41分、ファン・ヘッケのヘディングシュートでついに同点に追いつき、1-1のドローで試合を終了した。
試合後の会見でヒュルツェラー監督は三笘のベンチ外は「左足の故障」と説明。しかし、軽症で「代表ウィークが明ける頃にはチームに戻って来れると思う」と話し、今月18日に予定されるニューカッスル戦での復帰を示唆した。